第80回「菊花賞」枠順決定!
菊花賞(GⅠ)
いよいよ20日(日)は、京都競馬場で三歳クラシックレース最後の関門「菊花賞」が行われます。
私が競馬を好きになったきっかけは、スリーロールスが皐月賞馬アンライバルドを下した2009年の菊花賞でした。
関西テレビ・馬場鉄志アナウンサーの格調高い実況が思い出されます。
「内からスリーロールス好スタート。良いスタートを切ったアンライバルド。それから外の方からリーチザクラウンは周りをうかがっている…。
…先頭はリーチザクラウン武豊。背中にオーラを背負って後方17頭を従えていく。さぁ!これに誰が鈴をつけに行くのか!」
3000mの距離は、どの馬にとっても未知の領域。
皐月賞馬サートゥルナーリア、ダービー馬ロジャーバローズが不在!
さらに、毎日王冠で古馬相手に勝利を収めたダノンキングリーもいない!
今年も大波乱になるぞ~~~~~!
1番人気の勝率が50%
JRAによると…この10年、1番人気馬の勝率は50.0%。3着内率は70.0%!
1番人気で4着以下に敗れたのは2009年のリーチザクラウン(5着)、2014年のワンアンドオンリー(9着)、去年のブラストワンピース(4着)だけです。
また、単勝オッズが1倍台だった馬は3頭とも優勝しています。
人気の中心は、やはり皐月賞2着、神戸新聞杯2着、いずれもサートゥルナーリアに破れたヴェロックスになるでしょう!
→ヴェロックスの人気が1倍台になるか微妙なところですが、単勝オッズ1倍台で1番人気ならば軸に!
1枠、2枠、6枠、7枠が好成績
この10年間で、1枠、2枠が3勝ずつ!
6枠が1勝、7枠は2勝をあげています。
1枠には②ニシノデイジー
2枠④ユニコーンライオン、6枠⑫レッドジェニアル、
そして印が集中しそうなのは7枠!
⑬ヴェロックス、⑭サトノルークス、⑮ホウオウサーベルもいます!
神戸新聞杯組が活躍
過去10年の連対馬はトライアルレースの神戸新聞杯とセントライト記念から臨んだ馬が大半。去年のフィエールマンは例外ですね。
そして、連対馬20頭のうち19頭は、前走が重賞でした。
神戸新聞杯2着のヴェロックス、3着のワールドプレミア、4着レッドジェニアル
セントライト記念の2着馬サトノルークス、3着ザダル、5着のニシノデイジー、
彼らがどんなレースを見せるのか楽しみですね!
ディープインパクト産駒に注目
まぁ…どんなレースでも人気になるディープ産駒ですが…
菊花賞では3年連続でディープインパクトの血統馬が優勝しています(2017年のキセキはディープの孫)。
今年の菊花賞は、⑤ワールドプレミア、⑭サトノルークス、⑱メイショウテンゲンがディープの子ですね。
中でもダービー3着、神戸新聞杯でも3着と好走し、菊花賞と相性抜群の名手武豊騎手が手綱をとる⑤ワールドプレミアに期待大です。
また、⑭サトノルークスは セントライト記念2着。母の父はヨーロッパの大種牡馬Sadler's Wells。3,000mを走り切るスタミナは充分でしょう!
ディープ産駒のワールドプレミア、サトノルークスか!
それとも、宿敵サートゥルナーリア不在で実力最上位と目されるヴェロックスか!
そして内枠のザダル、ニシノデイジー、ユニコーンライオンがどのようにからんでくるのか!
10年ぶりの紅一点、メロディーレーンの走りにも注目です。
歴史を重ねて80回目の菊花賞
発走は10月20日(日)午後3時40分の予定です!